シチケン*コラム

■悪徳リフォーム業者の事件

2005年5月、埼玉県富士見市であまりらもひどい悪徳リフォーム業者の事件が発覚しました。高齢の姉妹に3年間で5000万以上のリフォーム契約をさせ、支払えず自宅が競売にかけられ事件が発覚しました。

地道に仕事を行う業者として、人間と今回事件に激しい憤りを感じざるをえません。その事件に関して執筆いたしました。

■なぜリフォームをするのか

そもそも、リフォームとは住まいを快適に住みやすくする為のものです。金額が高い、低いの問題ではなく。いかにお客様に「満足」していただけるかという点がリフォームの本質であり、基本であると思います。

しかし、今回の事件のケースは高齢者をあきらかに狙ったケースであり、詐欺行為の犯罪です。

もし、一社でも良心的な業者がいたならば、同じように家をみて「異常」である事に気が付いたはずです。

■シチケンの対応

今回のようなケースお宅に伺って、明らかにおかしい工事が行なわれていた場合。まず、詐欺行為が行なわれている事を説明するとともに、「消費者センター」「行政機関」「警察」等への連絡を速やかにおこないます。

■業者の見極め方

リフォーム業者と言ってもさまざまな業種があります。そのなかでも一番気をつけなければいけない場所のリフォームは「屋根」と「床下」といった普段、なかなか見れないところです。勝手に屋根に上がって機械や金具など取り付けていく。工事を執拗に勧めるところです。必要か、不必要でないかの判断が消費者にとって難しいところだからです。悪徳業者は「専門外だからわからない」といったスキを攻めてきます。

脅し文句に注意!!

「この家はもう地震がきたら倒壊するでしょう」「今の法律では義務付けられている」「違法建築ですよ」等と脅しともとれる言葉を並べ、契約を迫る業者には注意してください。

また、名前と住所を書かせて「金額が空欄」の契約書。特にローン契約書の場合は限度額いっぱいまで勝手にかかれることがあります。

「印鑑がない」というとこちらで押しておくから大丈夫という業者にも注意してください。

■被害にあわないために

もし、おかしいな？と思ったらシチケンにご相談下さい。こちらから断りの旨を替わって業者に連絡するなり、法的手段をお教えしたり、ご相談にのります。

しつこい訪問セールスにお困りでしたら「住まいの事はシチケンに一括管理してもらっているので結構です」と言ってくださって結構です。

決して、訪問業者をご自宅に招き入れないで下さい。

シチケンもお客様のお宅を廻る営業を行なっています。お話を聞く為にお宅へあがらせていただいている事もあります。しかし、万が一でも不振や不安などを抱かれましたらきっぱり拒否してくださって結構です。お客様に嫌な思いをさせる為に営業している訳ではありません。悪徳業者の多いなか、「少しでもいいものをお求め安い価格で」との思いからのセールスです。お宅に来られるのが不都合でしたから、ぜひ店舗を訪ねて下さい。シチケンは七里駅そばに店舗を構えています。お気軽にお立ち寄り下さい。

■最後に

こういった悪徳商法の被害が減るとともに、いい仕事をしてみなさまの信頼に答えなくてはと思いました。今回のようなケースは高齢化が進むとともにまたいつおきてもおかしくない事だと思います。私達営業がお宅を訪問する事でこういった被害者の早期発見をし少しでも、微力でもお役に立てる様にしていきたいと思います。